Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

【※衝撃の結末※】女子高生にスライディングした俺…俺「ス、スライディングの練習っす!」JK「・・・」結果

俺「いやあ、疲れた。歳だわ」

美咲「情けないww それにしても楽しいなあ…」

なぜか泣き出す美咲。

そんな俺が疲れやすいのが嫌かwwww

俺「ど、どした…?」

おろおろするスラ男。

打ち上がり始めた花火。

美咲「スラ男もまだまだだね」

なんのこっちゃ。

美咲「幸せだと泣けるんだよ、ばか」

幸せだと泣けるのか。

俺「加齢臭ですが抱きしめていいですか」

美咲「やだ」

俺「」

美咲「キスして」

キスした、でっかい花火が上がった。

幸せの涙はしょっぱかった。

最高にロマンチックな瞬間だった。

美咲「唐揚げくさい」

ロマンチックのロの字もなかった。

花火も終わって、疲れもあり早めに切り上げることにした。

結局実家にもう1日だけ泊まって帰ることに。

なぜか美咲がいた3日間で親父の白髪混じりの頭が真っ黒になったのはなぜだろう。

家に帰ってからは仕事も始まり、相変わらずな日々。

美咲と付き合いだして2年が経とうとしていた。

この頃辺りから、よく美咲が結婚の話をするようになった。

俺も結婚は意識してたけど、どうにも重い腰が上がらず
喧嘩になって美咲を泣かせることが増えた。

なんとなく家に流れる微妙な空気に耐えられず、会社に残ることが増えた。

幸い現場と事務所の関わりはほとんどなく、社内で美咲と会うこともなかった。

確か秋から冬に変わるくらいの時期だった。

上司と飲みに行ってて、家に帰ったのは日付が変わってから。

俺「ただいまー」

…返事がない。

もう寝てるのかと思って、布団を見るもいない。

そもそもワンルームなんだから、探そうにも探す場所がない。

今までこんなことはなかったから少し戸惑いつつも
また朝になれば帰ってくるだろう、くらいにしか考えていなかった。

翌朝になっても美咲は帰ってきてなかった。

さすがに心配になって電話をかけてみるも出てくれない。

結婚の話を曖昧にしてたのが悪かったのだろうかと、自分を責めることしかできなかった。

出社して事務所に確かめるも、休みをとってるとだけしか情報は得られず。

仕事は身が入らないし、心配と後悔でどうにかなりそうだった。

なんとか仕事を終えて家に帰るも美咲は帰ってきてなくて
あとは美咲の実家くらいしか探すところがなかった。

わらにもすがる思いで美咲の実家に向かった。

呼び鈴を押すと美咲姉が対応してくれたが、玄関は開けてくれなかった。

俺「すいません1です。 美咲は帰ってきてますか?」

美咲姉「帰ってきてないよ」

俺「連絡とか来てませんか?」

美咲姉「連絡はきてる。 しばらくはそっとしておいて欲しいって。 だから今日は帰って」

そう言って切られてしまった。

とにかく美咲が無事だと分かって、少し安心した。

もう俺にできることは、待つことしかなくなってしまった。

美咲の実家に行った翌日、明け方ごろに美咲からメールが来ていた。

もうなんかメールを開こうとする手が焦りすぎて手のひらの上で携帯が踊ってた。

内容は、話があるから仕事終わりに駅前に来てほしいとのこと。

正直嬉しいような不安なような微妙な気持ちだった。

仕事を終わらせて駅前に向かう。

前にもこんなことあったなって思い出すと過ぎた月日の長さを実感した。

美咲「よっ、久しぶり、でもないかww」

俺「おう。とりあえず乗りなよ」

意外と美咲はいつもの調子で、少しほっとした。

聞きたいことはたくさんあった。

自分の中で言葉の整理をつけるのに必死だったように思う。

俺「話って?」

美咲「スラ男、最近冷たくなったよねー。 昔はあんだけわたしに夢中だったのに…ww」

俺「別に昔と変わってないよ」

美咲「なんか距離感感じちゃう」

なんとなく美咲の言いたいことは分かった。

結婚の話をしようとする美咲を煩わしく感じて、遠ざけていた俺がいたのは事実だった。

俺「なにが言いたいわけ」

美咲「もうどうしていいか分かんないんだよねww」

俺「だからなにが…」

しばらく沈黙が流れた。

美咲は深呼吸するとともに一気に話しだした。

美咲「スラ男との子供ができたの。 2か月ほど生理がこないし体調も悪いし まさかと思って検査薬使ったら陽性だった。 それが分かったのがわたしが出て行った前の日」

ここまでいうとせきを切ったように美咲が泣きだした。

間違いなく俺はうろたえていたと思う。

思いっきり頭を鈍器で殴られたような気分だった。

俺「なんでそれで出て行くわけ。 言えばいいだろ、隠すことじゃないじゃん」

美咲「じゃあスラ男が結婚のこと取り合ってくれない状況で デキたこと言ったらどうしてた?」

俺「もちろん結婚を決めた。 喜ぶべきことだろ」

美咲「やっぱり…w」

こぼすようにそう言った美咲は、悲しそうに笑った。

もうなにがなんだかさっぱりだった。

美咲がなにを考えていて、なにを伝えたいのか、全然分からなくなっていた。

新しい命が美咲のおなかの中に宿って嬉しいはずなのに、どうして2人で喜ぶことができないのか。

俺「やっぱりってなんだよ」

美咲「結局スラ男にとってはわたしと結婚したいから、じゃなくて 子供ができたから責任とるって意味での結婚になるわけでしょ。 嫌じゃん、子供を理由にして結婚を迫るみたいでさ。 だから言えなかったの、どうしていいか分かんないの」

嗚咽まじりに話す美咲。

こんなにたくさんのことを抱えていただなんて想像もしてなかった。

気付いてやれないのはまだしも、美咲を追いつめていたのは俺だった。

美咲「良くも悪くもスラ男は大人過ぎるんだよ。 まだ子供のわたしじゃ釣り合わないくらいにね」

俺「そんなこと…」

初めて歳の差のことを意識した。

俺は対等に向き合ってきたつもりが、美咲は背伸びして無理していたのだろうか。

美咲「まあ、ゆっくり考えてよ。 別にスラ男がどんな答えを選んでも、わたしはこの子は産む。 それだけはなにがあっても譲れない」

美咲は睨みつけるように俺を見た後、車から降りて行った。

今まで見たこともないような表情だった。

1人になって後悔の念だとか、喜びだとか、事の重大さ
いろんなものが束になって押し寄せてきてパンク寸前だった。

答えは決まっていた。

それなのにどう美咲に伝えればいいのかが分からなかった。

もうどうしようもなくなって、なにを思ったか兄貴に電話をかけていた。

おそらく出ないだろうと思ってるからこそかけれる電話ってあるよね。

案の定出るわけもなく、ほっとした途端に折り返しでかかってきた。

兄「よう久しぶりww」

俺「生きてたんだ」

兄「なんかあったんだろ?」

俺「子供がデキた。 でも結婚の話を前々から渋ってたからこじれてる」

もっと詳しく話したんだけど、かいつまんで書くとこんな感じ。

兄「そもそも結婚なんて勢いでするもんなんだよww 考えちゃうと出来ないぞ!」

俺「兄貴は結婚したことないだろ」

兄「ばかにすんな、気付けば×3だぞww」

だめだ、いろんな意味でこいつ使えない…。

ちなみに内訳は
×1→出稼ぎにきていたフィリピン人(どうやら騙されていたもよう)
×2→還暦の未亡人(死んだ旦那の霊が出たとかどうとか)
×3→美大生(芸術の一環でイチモツを切られそうになったとか)

俺「電話する相手間違えたわ。 生きてる間に適当に親父とおふくろに顔見せてやれよ」

兄「待て!今からいいこと言うから!」

俺「なんだよ」

兄「いや、単純に考えろよ。 好きだから結婚するのか、子供がデキたから結婚するのか」

単純に考えればそうだった。

大事なことをすっかり忘れていた。

俺「さんきゅ」

兄「まあ、頑張りたまえ」

俺「子供が産まれたら帰ってこいよな!」

余談ですがいまだに兄は未亡人の死んだ旦那の霊に苦しめられているそうで
ときどき足をくすぐられるらしいです。

これってお祓い行かすべき?ww

兄貴との電話を終えたあと、すぐに美咲に電話をかけた。

今回はちゃんと出てくれた。

俺「今どこ?」

美咲「家に居る」

俺「すぐに行くから待ってて」

いつもは美咲が先に切る電話を初めて俺が先に切った。

ほんの数分の距離がものすごく遠く感じた。

美咲はマンションの前で待ってくれていた。

俺「家で待ってくれてたら良かったのに。 体冷えると良くないだろ」

美咲「なに父親ぶってんのww」

俺「取りあえず帰るぞ」

人間って不思議なもんで
自分の身の振り方が分かった途端に、態度も変わるもんだと
このときえらく実感した。

久しぶりに美咲が家に帰ってきて、懐かしいような気持ちになった。

美咲はベッドの上に座って、優しい顔して自分のお腹を撫でてた。

俺「今何周目?」

美咲「7週目なんだってさ」

俺「ファミリーカー買わないとな」

美咲「なんの話よww」

俺「その前に引っ越しか。 ワンルームじゃさすがに育てられないよな」

美咲「だから…」

次のページへ続きます
スポンサーリンク
オススメの記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする